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会長あいさつ

令和5年度通常総会を開催しました

              



   公益社団法人滋賀県看護協会 
   会 長  草野 とし子  
 滋賀県看護協会通常総会を6月17日(土)にピアザ淡海にて開催し、新たな執行体制にて出発しました。会員の皆様がますます活躍していただけるよう各種活動を行っていきますので、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 滋賀県看護協会では、定款の目的に示す「県民の健康な生活の実現に寄与する」の実現に向けて毎年度重点事業を掲げて、活動を推進しています。
 今年度の重点事業は、
1.あらゆる場での看護の質向上のための看護実践能力の強化
2.各領域の看護機能強化及び看護職連携強化による地域看護力の向上
3.看護職等の確保定着及び働き続けられる職場環境づくりの推進
4.組織力強化 を4つの柱としています。
 
 今年度の事業のうち、災害支援ナースの研修と派遣に関する体制が変更となっていきます。新たな災害支援ナースは、災害に加えて感染症への対応も含む研修となり、今年度から養成研修を行います。派遣に関しては、令和6年4月から仕組みが変わります。今年度いっぱいは、今までの派遣となりますので、もし万が一災害時支援の要請がありましたら、ご協力をよろしくお願いいたします。
 
現在滋賀県に災害支援ナースとして登録していただいている方は144名です。今までも多くの方に登録いただき、災害支援ナースとして活躍していただいてきました。ありがとうございます。そして、新たな災害支援ナースの研修受講など引き続きよろしくお願いいたします。

 また、今年度から、教育計画を「生涯学習支援計画」にその名称を改めています。これは、看護職の皆さまの「主体的な学び」を、看護協会は支援しますという思いで変更したものです。人々の健康を守る役割を担う看護職は、その使命を自覚し、学び続けることが大切です。
 主体的に学び、自分の強みや弱みを知り、より専門性の高い看護職として活躍できるよう、学びを実践に活かし、実践から学ぶという生涯学習を、看護協会としては支援していきたいと考えています。
生涯学習支援計画はホームページに掲載していますのでご活用ください。
 
 滋賀県には、看護職が17,684人(2020年従事者届)働いています。今後必要な看護職数は、20,000人~21,000人と推計されており、その確保が急がれているところです。しかし、少子化が進み18歳人口の減少する中、今後さらに看護人材の確保の困難さ及び地域偏在が予測されています。そこで、看護職養成・確保と共に、多様な就労の場の提供やあらゆる年代の看護職が働き続けられる環境づくりが必要です。
 
 また、看護職の不足と同様に、看護補助者の確保困難も明らかとなり、看護チ-ムとして安全で効果的・効率的な看護実施体制の整備のためにも看護補助者の確保や研修の実施は、今後益々必要となってきています。
若者世代に看護職への関心を持ってもらう事を目指して、看護協会のキャラクター“かんごちゃん”を総会でもお披露目しました。
看護職確保は喫緊の課題です。皆さまも看護職の魅力を発信していただき、看護職不足が改善しますようご協力をお願いします。
 
滋賀県看護協会の合言葉は「三方よし精神で 看護の力で滋賀を元気に!」です。
看護職一人ひとりは微力ですが、県民の皆さまとともに、健康長寿の滋賀の推進に努めたいと思いますので、応援をよろしくお願いします。

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